マナム火山とは?
パプアニューギニアのマナム火山で大規模噴火が発生したと、ニュースなどで大きな話題になっています。
そこで、マナム火山というものについて調べてみました。
下はマナム火山の地図(Googleマップ)です。
地図で見ると、パプアニューギニア本島に非常に近い島で、現地では大変な騒ぎになっているのではないでしょうか・・・
では、マナム火山について解説していきます。
まず最初に標高です。マナム火山は、標高1807メートルで、パプアニューギニア最大の火山ということです。
日本で、標高1800メートル前後と言ったら、有名どころでは・・・
くじゅう連山の山々、会津磐梯山、蔵王連峰の熊野岳に屏風岳、上州赤城山系最高峰の黒檜山・・・と様々あります。
また、上で列挙した各山は、マナムと同じ火山系の山になります。
マナム火山について以下に箇条書きしていきます。
・現地でマナムモツと呼ばれる
・2004年の噴火以来の避難でしばらく無人島になっていた
(最近、多くの人達が島に帰還しだしている)
・島の幅は10km
・今回、2022年3月8日の噴火では、上空15㎞に達する噴煙が発生した
(2021年10月の噴火でも同規模の噴煙が上がった)
・たびたび噴火が起きている火山島
・マナム火山とパプアニューギニア本島は約13㎞離れている
・経度的に、日本から南に南下したところにある。
(東経145度で、マナムから北に線を伸ばすと、北海道・厚岸町の辺りになります)
以上が、マナム火山についての分かる限りの情報になります。
最後に、気になる津波ですが・・・
目立った潮位の変化は観測されていないとのことで、津波の心配はないと思われます(2022年3月9日)。