「先生。今日は、株の売り買いの流れについて教えてもらえるんですね。」
「はい、そうです。今日は株の売り買いの流れについてです。口座の開設から取引までに関して、つまり口座開設から株の売り買いを実際に行うところまでの流れに関してを順番に書いていくと…大まかに下の流れのようになります。」
1.証券会社の口座を開設して、口座へお金を振り込む。(入金)
2.証券会社のサイトや四季報などでほしい銘柄を選ぶ。(銘柄選定)
3.ほしい銘柄の株を買う。(株式購入)
4.利益確定や損切りで株を売る。(株式売却)
「また今では、証券口座の開設・ネットバンキングを通じた銀行口座から証券会社口座への投資資金の入金といった事もパソコン一つで自分の家に居ながら行えるようになっています。そして、株や投資信託の売買取引などもパソコンを使ったオンライン取引という形で、家に居ながら行えるようになっています。
そうした上記の1から4までの流れを全てパソコンで、つまりインターネットを通じて行えるようになっています。」
「そうした場合、株式投資を行う証券会社や購入する銘柄などは、どんな風に選んだら良いのでしょうか?」
「はい、良い質問ですね。証券会社には、野村証券や大和証券やSMBC日興証券などの従来からある大手証券会社や中堅証券会社、また比較的最近登場したDMM証券やカブドットコム証券やGMOクリック証券といったネット(インターネット取引)専業の証券会社があります。そうした中から自分が投資出来る余裕資金や各証券会社の手数料などを比較考慮して選ぶのが良いかと思います。
具体的に申し上げますと…
特に初心者などは、従来の大手や中堅の証券会社と比べて、手数料が格段に安くて、手軽に取引もしやすいDMM証券などのネット専業証券会社から投資を始めていくのがおすすめだと思います。
購入する銘柄に関しては、とりあえず最初は、情報を集めやすいよく知っている会社やニュースで見て興味をひかれた会社などの中から、余裕資金で手軽に買えるものを選んだりして購入して、勝ったり負けたりしながらいろいろと勉強と経験を積んで行くのが良いかと思います。」
【証券口座開設で必要な一般的な書類等】
・ マイナンバー確認書類
マイナンバーカード、通知カード、マイナンバー記載住民票の写し等
・ 本人確認書類
運転免許証、パスポート、健康保険証、住民基本台帳カード等
・ そのほか
振込先金融機関の本人名義の口座番号
次回は証券会社についてです。
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