かくれんぼで鬼が勝手に帰ると罪になる!?
子供の頃に、多くの人がやったことのある遊びの一つに【かくれんぼ】があるかと思います。
この【かくれんぼ】で、ある条件が成立すると罪になる場合があるということです。
その条件の成立要件は・・・
かくれんぼの時に、鬼が言うセリフの「見つかるまで、ずっと隠れていてね。」「見つからなかったら、ずっと隠れていてね。」というものになります。
これを言うことで、鬼が鬼以外(隠れ子たち)を精神的に拘束したものとみなされます。
そして、誰か一人でも見つけられないまま、勝手に鬼が帰ってしまうと、監禁罪という罪になる可能性があります。
ちなみに監禁罪は法律上、拘束具などによる肉体的な拘束だけではなく、言葉などによる精神的な拘束でも適用されます。
ただ現実問題、見つからずに鬼がいつまでも来なければ、子供は帰ってしまいますし・・・
かくれんぼで監禁罪が適用されたという判例はありません^^;
ちなみに刑法220条で規定されている逮捕・監禁罪に対する法定刑は「3ヶ月以上7年以下の懲役」となっています。