単元未満株投資



「今回は、単元未満株投資についてです。単元未満株投資も、ミニ株や株式累積投資(るいとう)と同じように単元に満たない株を購入する事ですが、ミニ株のように1単元の10分の1という風に限定されず、1単元の100分の1、1000分の1といったミニ株よりもさらに小さな単位からの株式購入が出来ます。
また単元未満株投資は、るいとうとは異なり、手数料の安いネット証券などでも購入する事が出来ます。」


「ミニ株とはどう違うのですか?」


「ミニ株も一種の単元未満株投資ですが、ミニ株より小さい単位で出来るより柔軟な取引、つまりミニ株以外の100分の1、1000分の1単位で柔軟に株を購入出来る取引を単元未満株投資と呼んでいます。」


「単元未満株とミニ株は共通点も多く、単元未満株は小さなミニ株と言ってもいいのですが、あえて違いを言うと、ミニ株は売買の価格が翌日の始値のみなのに対して、単元未満株の場合、午前の売買の価格が決まるのは午後の始値、午後に売買した株の価格は、翌日の始値となり、売買価格が決まるのがミニ株は1日1回なのに対し、単元未満株は1日2回売買価格が決まるタイミングがあります。中にはミニ株と同じように、単元未満株の売買価格の決定が1日1回のみのところもあるようですが・・・。」


「また他にも、売買手数料がミニ株やるいとうより安い、ミニ株ではもらえない株主優待を単元未満株投資ではもらえる場合もあるといった諸処の微妙な違いがあったりします。
単元未満株には、カブドットコム証券のプチ株、SBI証券のS株、マネックス証券のワン株があります。」

次回は、NISAについてです。
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