株式指標(PER)



「今回は、株式投資の時の目安になる、いくつかの代表的株投資指標のうちの一つであるPERというものについて説明したいと思います。」


「よろしくお願いします。」


「ではPERの説明をしていきたいと思います。PERは、日本語で株価収益率といいます。これは、会社の利益を総株数で割ったものを使って計算します。
まず会社の利益を総株数で割ることで、1株当たりの会社の利益がどのくらいかということが分かります。その1株当たり利益で株価を割るとPERが出ます。
つまりPERは、今の株価が1株当たり利益の何倍かということを表しています。」

PER=株価/1株当たり利益


「PERは何を意味するのですか?」


「はい、説明したいと思います。今お話ししたように、PERが大きいほど、利益に対して株価が大きいということになります。つまり株価が小さいほど、PERは小さくなり、株価が割安ということになります。PERは、株価が1株当たり利益の何倍かというのを表しているのでも分かりますように、倍率で表現されます。
ただ、その倍率も業種によって状況が変わります。
PER倍率の平均が10倍未満の業種もあれば、平均が20倍ぐらいのところもあります。またこれからの期待が大きい新業界、つまりIT企業のようなところでは、PERが100倍を超えるようなことさえあります。
ある業界の株を購入しようと考えた時、その業界の会社のPERを比較して、どこが一番PERが小さくて割安かというのを見てみるのも銘柄選びでは重要だったりします。
つまりある業界の株を買おうとして、その業界の株は欲しいけど、特に買おうと思うような会社がない場合などは、PERが割安なところを選ぶのが一般的です。
ただまれに、近い将来に何らかの不安がある会社の場合などは、同業他社よりもはるかにPERが低く小さく割安になっているところもあります。
それも含めると、同業他社に比べて、極端にPERが低くて小さ過ぎるところは避け、適度にPERが低く適度に割安なところを選ぶのが、安全面も含め一番いい買い方かもしれません。」


「今度、私の好きなファッション関係で、PERを使った銘柄チェックをしてみたいと思います。」


「好きなところからPERを調べてみるのも勉強には良いですよね。ちなみに、日本取引所グループのサイトで、業種別のPERなどの情報を出しているページもありますので参考にしてみてください。」
日本取引所グループ業種別PER等一覧

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