配当と利子の違い



「先生、配当と利子は似ているのですが・・・。どう違うのですか?」


「配当と利子の違いは、企業の株を買うなどして、企業を直接支援するか、または別の形で間接的に支援をするかの違いになります。」


「直接?間接?」


「はい、直接、企業の株を買うなどの投資をして、利益の分配を投資した企業からもらうのが配当になります。また銀行などに預けたお金が間接的に企業への貸し出しなどで運用されて、銀行のお金が増えた分の利益配分をもらうのが利子になります。
前者では企業に直接投資を行っていますね。つまり投資=直接に企業を支援して、企業から分配金として利益の一部をもらうのが配当になります。またこのような投資といった形を直接金融といいます。
利子の方では、銀行に預けたお金が間接的に企業への支援(貸し出し・貸金)として使われて、企業が利益を上げる事で銀行が儲かり、利益を上げた企業ではなく、銀行から利益の分配という形で利息である利子を受け取ります。このように、銀行預金が間接的に企業への投資で使われる形で、銀行から利子を受け取る事などを間接金融といいます。」


「投資して株を買うのが直接金融で、銀行に預けたお金が企業の設備投資資金などとして貸し出されて、間接的に企業支援するのが間接金融なのですね。直接金融で受け取るのが配当、間接金融で受け取るのが利子ですね。」


「 はい、さらに簡単にまとめると、株を買う事が直接金融で受け取りは配当、銀行に預金する事(巡り巡って、銀行預金が企業の設備投資などのために融資される)が間接金融で受け取りは利子という事になります。 」

次回は、株式配当などの権利の期限に関する権利確定日と権利落ちについて、述べていきたいと思います。
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