「今回はべたですが、株で上手くいかないタイプをいくつか挙げたいと思います。」
「よろしくお願いします。」
「まず最初の一つは、欲が先行するタイプです。
このタイプは損をしている時にまた勝てる見込みも低いのに、過去の勝利などにすがって、そのうち上がる時があるはずだと強引に思い続けて、損切り出来ずに塩漬けのまま損失を広げたりします。
また反対に勝っている時に、いつまでもいけると利益確定せずにいたら、逆方向に株価が動き出して、結局は大負けしてしまうと言った事が往々にしてあります。欲が先行して都合の良い方に考えてしまうようなタイプの人は、利益確定の基準と損切りの基準を作っておくのが損失防止対策になります。」
「二つ目は悲観的で過去の失敗を引きずるタイプの人です。
このタイプは、責任転嫁をしたり二の足を踏んだりしてチャンスを逃したり、過去の失敗にこだわり過ぎて、自分は何をやってもダメなんだと思考停止して失敗の原因や敗因を突き止めたりする事もなく、成長しないまま投資で同じような失敗を繰り返したりします。
悲観的なタイプの人は、損した時の理由を分析するくせを付けるのが良い対策になります。理由のない不可解な不運で負け続けてるのでは無い事を理解する事で、投資にも良い意味で前向き冷静になる事が出来、マイナス思考から来る思考停止による負けを減らしていく事が出来ます。」
「三つ目は、ギャンブル依存症タイプの人です。
このタイプは熱中しだすと、周りが見えなくなり、どんどんはまり込んで冷静な判断が出来なくなります。
ギャンブル依存症タイプは、勝っても熱くなる負けても熱くなるようなタイプです。最終的に勝ち負け関係なく、ギャンブルをするような行き当たりばったりの感覚で株式投資をしがちになります。時に負けつくして、お金が無くなるまで、行き当たりばったりの投資をしたりします。
このタイプは勝ち負けの理由を冷静に分析したり、利益確定や損切りの基準を作って、そのルール通りに投資を行ったり、投資予定の会社の事を丁寧に分析したりと、全てを冷静に判断するようにするのが一番の対策になります。
とにかく行き当たりばったりの感情任せな投資にならないようにすることが一番です。」
「最後は初心者の場合に多い馬鹿正直なタイプで、この銘柄は良いという情報を雑誌やテレビなどで見たら買ってしまうようなタイプです。
このタイプは、株や会計などの勉強もまだまったくしていないような状態の株初心者などで、株をやればとにかく儲かると根拠もなく思っているような場合が多いかもしれません・・・
馬鹿正直タイプの人は、雑誌やネットの情報を鵜呑みにせず、買いたい銘柄を自分で判断出来るようにする事がまず大事です。そのためには、株式投資をする前に基本的な株や財務の勉強をする事が一番の対策になります。
また一応、当サイトでも、まったくの株初心者の方が勉強出来るようにしてありますので、よろしくお願いいたします。
・・・手みじかですが、以上がタイプ別対策になります。」