武侠漫画、修仙漫画の用語1(ピッコマ・LINE漫画etc)


武侠漫画、修仙漫画の用語1(ピッコマ・LINE漫画etc)

最近は、めちゃコミやピッコマやシーモアといった、いつでもどこでも手軽に読めるネット漫画が流行っています。

そんなネット漫画では、週刊少年ジャンプや週刊少年マガジンといった国内の漫画雑誌に載っている人気連載漫画だけでなく、海外の人気漫画なども多く翻訳されて、読む事が出来ます。

分野としては、バトルアクション、SF、恋愛、学園ものなどから、転生もの、海外の武術格闘ものまで、いろいろな分野のものがあります。

またピッコマ、LINE漫画など、それぞれのネット漫画のプラットフォームで、日々新しい作品が登場しています。

その中の一つで、なかなかの人気もあり、次々に新しい作品がネット漫画として登場しているのが、武侠漫画と修仙漫画になります。

そんな武侠漫画と修仙漫画を読むのに役立つ用語をいくつか説明したいと思います。

武侠漫画、修仙漫画の用語2(ピッコマ・LINE漫画etc)

       

武侠
武術を以て、正義を行うという意味です。ドラゴンボールなどで、悟空がワルモノと戦うようなイメージの漫画になります。
根っからのワルモノが主人公の場合もありますが、話自体は、ワルモノが転生などをして、結果として正義的な役割をするというのが多いです。

修仙
仙人修行という意味になります。通常は不老不死の仙人を目指して、仙道修行をすることですが、修仙漫画の場合、武侠ものと変わらないバトルストーリーがほとんどです。
また、武侠漫画も不思議な術やキョンシーなどが登場したりして、武侠漫画と修仙漫画の区別は難しいことがほとんどです。

武林
武術を身につけた人間が所属する世界を指し、武術界ともいいます。
武林には、官(朝廷)の武人、少林寺や武当山などの権力側の官に近い正派と呼ばれる武人、邪派と呼ばれる反権力側の武人、体制の転覆を狙う魔教や血教と呼ばれる集団の武人などがあります。
大きく分けると、官・正派(武林盟)・邪派・魔教・血教などがあります。
漫画によっては、邪派と魔教と血教を、まとめて邪派と呼ぶ漫画もあります。

江湖
武侠漫画での世間という意味。官に対しての世間一般ということで、武侠漫画の中で、官に対しての民間の世界を表す場合もある。

武林盟
官とは独立した正派の武人達で作られた武士(武術家)集団です。武林盟では、よく九派一幇(きゅうはいっぽう)という言葉が出て来ます。

九派一幇
武術で有名な仏教系の少林寺、同じく武術で有名な道教系の武当山など、そして物乞いの武術集団である丐幇(かいほう)による正派の10武術団体。
漫画によって、九派はいろいろ変わるのですが、一幇は必ず丐幇になります。

九派として登場する主なところ
嵩山派(少林寺)、武当派(武当山)、崋山派、青城派(青城山)、崑崙派(崑崙山)、泰山派、峨嵋派(峨嵋山)、衝山派、崆峒派、恒山派、終南派、海南派、点蒼派・・・
これらの中から、漫画によって、九派が選ばれます。
ほぼ鉄板なのが、少林寺と武当と華山です。また少林寺以外は、ほとんど道教系寺院(道観)です。

五大世家
正派と呼ばれる武林盟には、九派一幇だけではなく、五大世家と呼ばれる武術の名門家門も加わります。
五大世家も、5家門以上の候補があり漫画により組み合わせが変わります。
以下は主なものです。

諸葛世家・・・機関(特殊兵器)や陣法などの戦略を担当する。漫画内では、武術を身につけていることも前提。
陣法も、鶴翼の陣といった現実的な戦術ではなく、妖術や幻術のような不思議な術が登場するのも武侠漫画の特徴。

河北彭家・・・武術の王道的名門家門。

四川唐家・・・毒術と医術(薬)の家門。武術を身につけていることは前提。

南宮世家・・・剣術の名門。

皇甫世家・・・剣術の名門。

諸葛や皇甫など三国志ゆかりの苗字も多いです。

       

武林盟主
武林盟の代表。九派一幇や五大世家のトップから選ばれる。

邪派
反体制的な武術集団。邪道川(じゃどうせん)と呼ばれるものが、いくつかの漫画に登場する。邪仙?道教的異端集団?

魔教
朝廷の転覆や体制秩序の崩壊を行おうとする集団。元々は、官や正派の武人や平凡な庶民などが冤罪を着せられ、時の権力により迫害され追放されたりして、集まっただけの場合も少なくない。

血教
いけにえなどの血の儀式をおこなう狂信的な反体制集団。キョンシー等を作って、兵士にしたりする。

内功・外功
小周天や大周天といった、瞑想をしながら、体の中に気を循環させて、おこなう気功的修行が内功。武術修行のように、筋肉を鍛えたり、皮膚を鍛えたりしながら、主に肉体強化をおこなう修行が外功。
体内に貯めたり、体内から発生させたりする気のエネルギー(念)のことを、武侠漫画などで内力というが、その内力と同義で内功という言葉を使う場合もある。
*内功と外功は、気功などで使われる一般的な用語です。

化境
内功・外功修行が進んで、筋肉や骨などが作り替わって(換骨奪胎)、肉体が若返り、肉体が武術に適した状態に進化する境地。人の限界を超えた達人に現れる返老還童(若返り)の境地。

大周天・小周天
瞑想しながらイメージで、内力(体内の気エネルギー)を体の中で循環させて、気(内力)を強化させる修行。
小周天は、体の背面の督脈と体の前面の任脈の間に気を流し、円形に循環させる修行。督脈は、頭頂~頸椎~脊椎~肛門までの線。
始めは、体の表面を流れていた気が、修行が進むほど、脊髄内といった体の内部を流れる感覚に変わる。
大周天は、任脈督脈だけでなく、全身の経絡に気が流せるようになる状態(修行)。
小周天と大周天の修行を合わせて、周天功という。
*大周天と小周天は、道家気功(仙道)や気功で実在する用語です。

先天気・後天気
人の寿命は、先天の気という生まれながらの気が無くなると、尽きると言われる。先天の気は、基本的に日々減っていって、増える事はない。
後天の気は、食べ物などから得られる日々の活動の元になる気。
通常の生活では、減っていくだけで増えない先天の気も、周天功などを行うことで、後天の気を先天の気に変換することも出来るようになる。
寿命が尽きるまで日々減っていく先天の気を、周天功などで増やせるようになり、ある一定のレベルを超えると(後天の気から変換生成される先天の気>>>>>日々減る先天の気)、化境と呼ばれる若返りの境地に至ると言われる。
*先天の気や後天の気は、気功などで使われる一般的な用語です。

五気朝元
五臓の五気が体内で一つになり、先天の気が濃縮された(不老長寿の)金丹が生まれる境地(化境)。この後、天花乱墜、出神、何度かの収光などといった様々な境地を経て、収神にて半霊的分身である陽神と自身の肉体を合体させて、不老不死の神仙に至ると言われる。
*道家気功(仙道)の伝承などで実在する用語です。

精・気・神
気エネルギーの三状態。精は、固形的な気エネルギーの状態。気は、液体的な気エネルギーの状態。神は、気体的な気エネルギーの状態。
*精気神は、気功などで使われる一般的な用語です。

甲子
時間の単位で、一甲子=60年を意味する。

高手・殺手
高手は武術の達人。殺手は殺し屋的武人。

師父・師伯・師兄・師叔
師父は師匠のこと。師伯は師匠の兄弟子。師兄は兄弟子、姉弟子は師姉、弟弟子は師弟、妹弟子は師妹、兄弟子や姉弟子の弟子は師甥や師姪。師叔は師匠の弟弟子。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA