株価と関連する経済指標



「今回は株価に影響を与える公的な経済指標について説明していきたいと思います。」


「はい。今回もよろしくお願いします。」


「ではまず大きなものから説明していきたいと思います。最初は日銀短観です。日銀短観は年4回発表される経済指標で、全国約1万社を抽出した主要企業の景気状況アンケートでの調査結果になります。
これは調査結果を行なった翌月には発表される速報性の高い経済指標で、株価に大きな影響を与えます。
他には全体的なものだと、毎月発表される経済の現在・過去・未来の予測分析に当たる景気動向指数も経済の先行き予想につながり、株価に影響を与えます。」


「それらの他には、どんなものがありますか?」


「また他には名目GDPの伸びと実質GDPの伸びを年4回発表する国内総生産の経済成長率発表、製造業の動向に関する統計指標である機械受注統計や鉱工業生産指数、また雇用状況の動向である完全失業率も株価に大きな影響を与えます。それぞれを以下に説明します。」

国内総生産(経済成長率)
国内総生産が前年や3ヶ月(4半期)前と比べて、どのくらい伸びているのかを示した指標。市場の景況感に影響を与える。

機械受注統計
主要な生産機械を企業がどれだけ受注したかという毎月の統計。生産・設備投資の先行指標として、株価に影響。

鉱工業生産指数
日本経済で大きな比率を占める製造業の活動状況指数。生産指数、出荷指数、在庫指数などがあり、基準年の平均を100として、今の全体的な生産状況がどのようになっているかをつかむための指標。翌月末に速報、翌々月中旬に確報といった形で、毎月発表がある指標。景気動向指数の採用指標として使われる主要経済指数。

完全失業率
15歳以上の働く意思を持った労働力人口のうち、調査期間中に仕事を探したりしても仕事をすることが出来なかった完全失業者の割合。

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