安く買える株。株式、最低いくらから投資可能?



「株式投資で正式な株主になるには単位株未満のミニ株などではなくて、銘柄ごとの1000株や100株などの単元数と呼ばれる単位の数だけの株式を持つ必要があります。つまりそれぞれの銘柄によって、単元数に到達する分の数の株式を購入する必要があります。今回は、その単元必要数を購入するのに1万円もかからない株をいくつか紹介したいと思います。1単元は銘柄によって違いがあり、1株で1単元になるものもあれば、100株や1000株で1単元になるものなど様々なものがあります。
中には1000円未満で単元株を購入出来るものもいくつかありますので、損しても『あーあ負けちゃった』、大きく上がって得したら『やったー』となるものもあるかもしれません。それらを以下に述べます。」


「ゼロ円になっても、気にならない額で買える株ですね。」


「はい、そうなりますね(笑)
では以下に安く買える国内上場株を紹介します・・・」
        

以下の単元株式購入価格は、2019年12月前半時点のものです。

        

ビート・ホールディングスltd.
(東証2部外国)
租税回避地、いわゆるタックスヘイブンのケイマン諸島に本社を置いているソフトウェアやシステムのサービス会社です。実質的な本部は香港でアジア中心に活動している企業のようです。
単元株数1株、最低単元数購入価格100円~200円
連結従業員数130人・単体従業員数1人と(会社四季報)いった感じで、上場廃止になったりして株価が0円になるかもしれませんが、200円ほどで株主になれます。損しても200円前後、万が一大きく上がれば、良いお小遣い稼ぎになるかもしれません・・・・
      

アジア開発キャピタル株式会社
(東証2部)
旧名:日本橋倉庫
国内での中古ブランド品買取などの質屋業、中国福州での外食事業展開(日本食総合レストラン街事業)などを行っている。
単元株数100株、最低単元数購入価格(500円~1000円

株式会社ランド
(東証1部)
元大手不動産会社 大京の社員だった松谷昌樹氏により設立。全国的に不動産を展開している会社。ランドシティというマンションブランド有。
単元株数100株、最低単元数購入価格(1000円前後
2018年2月時点で、連結従業員数7人・単独従業員数7人と、こちらも上場廃止などで株価が0円になる可能性があるかもしれません。
       

クレアホールディングス株式会社
(東証2部)
クレアホームなどの事業系子会社をいくつか持つ住宅関連企業の持株親会社。
単元株数100株、最低単元数購入価格(2000円前後
持株会社単体従業員数5人・連結従業員数66人(2018年3月時点)
      

小僧寿し
(東証ジャスダック)
かっぱ寿司以来の格安回転寿司の台頭に押されて、最盛期の2000店舗から現在は200店舗ほどになっている持ち帰り寿司の全国チェーン。
単元株数100株、最低単元数購入価格(2000~2500円前後
      

株式会社キムラタン
(東証1部)
ベビー服や子供服関連の老舗製造兼卸の大手。イトーヨーカドー、イオン等のテナント出店やネットでのオンライン出店なども行っている。
単元株数100株、最低単元数購入価格(3000円前後
    

大黒屋ホールディングス株式会社
(東証2部)
特殊照明器具の製造販売から始まった企業。現在は中古ブランド品の買取販売やチケットなどの金券販売を行う大黒屋質店(質屋事業)がメイン。
単元株数100株、最低単元数購入価格(3000円前後
   

株式会社プロスペクト
(東証2部)
主力事業は、マンション分譲・不動産販売。株価的には10年ほど低迷しているが、株価が低い分、配当利回りが高いのが特徴。
単元株数100株、最低単元数購入価格(3000円前後
       


「上記のように5000円以内で単元株主になれる銘柄が他にもいろいろとあります。こうした銘柄は、株式投資を本当に手軽に始められて、株式初心者の勉強には良いかもしれません。」

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