明日の株価を先読み(2)



「今回も以前に続き、明日の株価を先読みという事で、先読みのヒントになる(日本の株式市場が影響を受ける)世界の主な株式市場について説明していきたいと思います。
前回は、PTSや日経先物225など、国内の夜間取引の話が中心でしたね。」


「海外の株式市場で、明日の株価が先読み出来るのですね?」


「はい。海外の株式市場の動きは、明日の日本の株価を先読みするヒントになります。主にニューヨークやロンドンなどの日本に強い影響を与える海外市場の話になります。ここでは先ず市場が開いていく順番、つまり時系列で日本と海外の株式市場を見ていきたいと思います。まず世界的に主要な株式市場の中で一番最初に開かれるのが日本の株式市場です・・・
最初に日本の株式市場である東京証券取引所などが朝の9時に開かれます。しばらくすると日本時間の10時30分に上海証券取引所が開きます。そして日本の上場株式の取引が終わって2時間ほどすると、日本時間の17時にはロンドンの証券取引所が開きます。また日本時間の16時30分には、大阪取引所などに上場された日経225先物取引が開始されます(ナイトセッション、夜間取引)。さらに、その後、日本時間の22時30分になるとニューヨーク証券取引所でも取引が始まります。これらが主なところになります。」


「いろいろな国の株式市場が日本の株価に絡んでいるのですね・・・」


「はい、これらのいろいろな国の株式市場が日本の株式市場に絡んで影響を与えています。まず最初に、日本時間の10時30分に開かれる上海証券取引所では上海総合指数という株価指数が重要となります。上海証券取引所が開いた直後などは、上海証券取引所での取引状況、特に上海総合指数の動きに合わせて、日本の株式相場も大きく同じ方向に動いたりします。」


「中国市場の影響は大きいのですね。」


「中国の株式市場の影響も大きいですね。特に上海証券取引所の時間は、日本の株式市場とほぼ同じ時間帯のため、国内株式の取引中に大きな影響を与えて来る可能性も高いといえます。そのため国内の株式取引をしている最中などに、上海総合指数で大きな動きがあれば、日本の相場もその動きに合わせて大きく動く可能性もあります。そういう意味では、この上海総合指数は少し先を読むための指標と言えるかもしれません。次に日本の株式市場が終わった17時にイギリス(ロンドン)の市場が開かれます。このイギリスでの株式市場の動きは、同じ頃に日本で開かれている日経先物225の夜間取引に比較的大きな影響を与えます。たとえば、ロンドン証券取引所の株価指数であるFTSE100種総合株価指数が大きく下げるような時には、(日本の株価指数である)日経先物225も連動するように大きく下げたりします。」


「遠く離れたヨーロッパの市場も日本の市場に大きな影響を与えるのですね。」


「はい、ロンドン証券取引所の動きも日本の相場に大きな影響を与えます。次にアメリカの株式市場が日本時間の22時30分に始まります。アメリカのニューヨーク証券取引所の動きでは、ニューヨーク証券取引所の株価指数であるNYダウとニューヨークのベンチャー株式市場であるNASDAQのナスダック総合指数が日本市場の夜間取引市場である日経先物225に大きな影響を与えます。その後、ニューヨーク株式市場と日経先物225の夜間取引(ナイトセッション)が日本時間の明け方頃に終了し、日本時間の朝9時になると、それらの影響を受けた株価で日本の株式市場が開始します。
まとめると、日本の株式市場と同じ時間帯の上海総合指数は、国内での現物株の取引き中などに少し先を読むのに使える可能性があります。
FTSE100(ロンドン証券取引所)とNYダウ(ニューヨーク証券取引所)とナスダック総合指数(NASDAQ)と日経先物225の4つは、翌朝の日本株が高値で始まるか、暴落で始まるかを、ある程度予測するのに使えます。」

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